女性醸造家であり、ワイナリー名でもあるジュールス・テイラーは、2001年にわずか200ケースの小さなプロジェクトとして誕生。 設立以前は、ブドウ栽培と醸造学の大学院学位を取得し、マールボロ最大のワイナリーのグループシニアワインメーカーとして勤務し、その後、最も有名なブランドのコンサルタントワインメーカーとして活躍していた彼女。 2人の子供を見ながら夜通し働き続ける日が続いたある日、夫のジョージと「すべてを賭けて自分自身の夢に挑戦する」という決断を下すのです。 以降、企業でのワイン製造のキャリアを手放し、自身が造るべきと考える方法でワインを造るためのワイナリーを設立。現在、コストに関係なく、ワインが自分の基準を満たしていると完全に満足した場合にのみワインをリリースしています。
美しさはシンプルさの中に
マールボロは、ニュージーランド南島の頂上にある小さな楽園。ハービシャスな(ハーブのような)NZスタイルのソーヴィニヨンブランを世界に知らしめた地域です。そしてジュールスはそこを「ホーム」と呼びます。 ホームでは、彼女やチームが信頼する、ブドウ園の風味特性に関する知識・経験豊かな地元の栽培家族数軒からブドウを購入しています。
自身の舌による絶対的な自信
収穫の時期になると、ジュールスはブドウ畑を何度も何度も歩き回り、そして何日もかけてぶどうの味わい、糖分、酸味、風味が完璧なバランスとなる瞬間を探ります。その瞬間を確実にするために、彼女はラボでの結果に頼らず、自身の舌と味覚に基づいて決定を下します。 収穫後、ブドウを圧搾、発酵、熟成、そして一番の楽しみであるブレンドとテイスティングを行います。
最高のワインを求めるこだわり故に、各品種1バッチだけしか作らないためSOLD OUTとなるのが早く、見つけたら即買いがおすすめです。