●テイスティングノート
青リンゴやグレープフルーツのアロマとフローラルブーケ。すっきりしながら、芳醇で、多様性もある。イキイキとしたフレッシュな酸とWaiparaの地の特徴が反映されたオフドライなリースリング。
温度管理されたステンレスタンクにて発酵、ステンレスタンク熟成。 残糖17g/L。
2023年はとても雨の多い年のひとつとなったが病害はそれほどなかった。開花時期は順調に進み、質・量ともに良い状態であった。雨により、貴腐がやや発生、複雑味を与えてくれることとなった。残糖を17g/L残すことで爽やかな酸とバランスをとっている。
●ワイナリー 【TAKA K Wines / タカケイワインズ】
Waiparaの日本人醸造家、小山竜宇(こやまたかひろ)氏の新たなプロジェクト。
2022年、異業種から33歳時にワインの道に転身、2009年から自身のブランド「コヤマワインズ」を立ち上げました。現在、ワイパラの
Greystone /
Muddy Water ワイナリーでワインを造っていて、共に働くワインメーカーのドム・マックスウェルは小山氏がリンカーン大学に通っていた時の気心知れたクラスメート。醸造場こそ変わりましたが、畑や小山さん自身は変わらずそのままなので、これまで作り上げてきたスタイルを新たなブランドでも引き継いでいきます。
Waipara Valleyは、西側の氷河期の砂利質土壌から東側の粘土石灰質土壌まで、1 つの地域に様々な土壌を持つ、非常にユニークなワイン産地。ピノノワールは土壌を鋭く反映する品種であり、ワイナリーで全く同じワイン造りを行っても、畑が違えば味は大きく異なります。「この地域の土壌、気候、生産者を反映したワインを造り続けることに情熱を注いでいます」と小山さんは語ります。
●評価/受賞歴
2023 Winart Autumn 掲載ワイナリー
●備考
ブドウ品種:リースリング
ヴィンテージ:2023
アルコール度数:12.5%
容量:750ml
備考:スクリューキャップ