●テイスティングノート
エレガントで非常に魅力的。Marlboroughの地で太陽の光を浴び、ソーヴィニョンブランの存在感が美しく表現されたオレンジワイン。
ワイン名の「Giara」はアンフォラの形のことで、壺のこと。
ワインメーカーのサイモンは、フランスでこのアンフォラを使ってシュナンブランの仕込みを学びました。
彼がフランスを離れ故郷NZでのワイン作りを決意した際に「自分たちがシュナンブランを醸すように、ニュージーランドのソーヴィニヨンブランに使ってみて欲しい」と彼の指導者から贈られたものを使っています。
ブドウは全て手で除梗をおこない、約800ℓのテラコッタ・アンフォラに入れ、7か月間のマセレーションを経て圧搾。オレンジワインを求めているというより、ソーヴィニヨンブランの異なる表現を示したいと考え造られています。アンフォラは多孔質で樽と似た微酸化作用がありますが、テラコッタからの風味は移らないため、ワインがピュアな果実味をもったまま、非常にまろやかなテクスチャーへと変化します。
※アンファイン、アンフィルター、SO2無添加。
しっかりとこの個性を堪能してもらいたいため、あえて時を待ち、満を持して今ようやくリリース。
●ワイナリー 【A Thousand Gods / ア サウザンド ゴッズ】
A Thousand Gods(以下、ATG)は、フランス南西部のカオール地方で10年間ワイン作りに励み、9カ国で40以上のヴィンテージを手掛けたLaurenとSimonが、ニュージーランドへ戻り立ち上げたワイナリー。2人の目標は「これぞ私たちのワイン」と呼べるものを造ることで、その土地を表すものでありながらも、飲み手が驚くようなユニークな個性を持つワインを造ること。
ATGのワインは、魅惑的で時間の経過と共にグラスの中で進化する生きたワインです。洗練され、複雑かつバランスの取れたワインで、料理ととても合わせやすい味わい。ワインを造る過程では、ブドウ以外何も加えない完全無添加を貫きます。
Best New Winery Viva’s New Zealand Wine Awards 2023
●備考
ブドウ品種:ソーヴィニヨンブラン100%
ヴィンテージ:2021
アルコール度数:13%
容量:750ml
備考:コルク