●テイスティングノート
Novumのピノノワールと同じく、メーリングリストで発売されるやいなやNZ国内でわずか数時間でSOLD OUTするシャルドネ。明るいレモン/グリーン色。タンジェリンなどフレッシュな柑橘にホワイトストーンフルーツのノート。クリーミーなナッツやビスケットの含みも。非常に上質な酸味とオークによる柔らかな質感とのバランスが絶妙。
手詰みで収穫した葡萄をわずかにマセラシオンさせながら全房でプレス。12時間低温で落ち着かせた後、新樽率10%のフレンチオークへ軽い澱を含ませたまま移動。野生酵母での発酵を経て、毎月満月の夜に攪拌しながら澱とゆっくり寝かせます。13ヶ月の樽熟成ののち、無清澄で必要最低限のSO2 を添加してボトリング。
ブドウは樹齢40年以上の希少なシャルドネで、マールボロで最も樹齢の高いシャルドネのひとつ。Novumは、おそらく日本で一番よく知られているNZのワイナリー「Cloudy Bay」が提携する最古の栽培家でもあり、長きに渡りファミリーのような関係性を築いているワインメーカー。
●ワイナリー【Novum / ノヴム】
ヴィンヤードの中で特に秀逸なスイートスポットの葡萄しかNovumには使わない『ノヴム』はウィルとレイチェル夫妻により2016ヴィンテージを皮切りに極少量生産でワインのリリースを始めました。ウィルの父親はマールボロの草創期にあたる1977年に広大なヴィンヤードを取得し、当時のクラウディーベイの最初の葡萄の供給元として栽培に取り組み始めました。父の代で多くのヴィンヤードをクラウディーベイに譲渡する決断をしましたが、ウィルが引き継いだ今でも、40ヘクタールの優良なヴィンヤードを保有し葡萄栽培家としても活躍しています。
Novumはヴィンヤード毎には収穫を行いません。Novumに使用する葡萄は、特に状態の良いヴィンヤード内の求める品質に達したスイートスポットにあたる葡萄だけを選抜して収穫します。自社畑のみならずウィルの特別な友人関係からもスイートスポットの葡萄を提供してもらうヴィンテージもあります。
生産量を非常にタイトに抑え、使用する葡萄の品質に異常なまでのこだわりをフィロソフィーとしています。一見、均一に見える同一ヴィンヤード内の葡萄でも、土壌は複雑に入り組み、葡萄樹にも個性があります。そこを厳密に選別する取り組みを貫いています。
ニュージーランドのフロムでキャリアをスタートしたウィルは、なんと、オーナー堀内もアメリカ・サンフランシスコで一瞬で恋に落ちた「オーボンクリマ」でジム・クレネデンに5ヴィンテージに渡って師事した経験も!
●評価/受賞歴
【2020vtg】
95 pts, The Real Review BOB CAMPBELL MW, ★★★★★ TOP Chardonnay of 2020 Marlborough
95 Points, Ned Goodwin, MW
●備考
ブドウ品種:シャルドネ100%
ヴィンテージ:2023
アルコール度数:13.5%
容量:750ml
備考:コルク
(※仕入れの状況により、予告なくエチケットデザインの変更があること、最新ヴィンテージのお届けになる場合がございますこと予めご了承ください。)