●テイスティングノート
フレッシュなイチゴやピーチの香りと味わいが広がるペットナット(ペティアン・ナチュレル)。
ピノノワール80%、ピノグリ20%の混植ブロック「ザ・クリフス」の葡萄を使用。手詰み収穫後に除梗して、数時間のスキンコンタクト後にプレス。 発酵している最中に瓶詰めして、その後、瓶内にて一次発酵を進行させたスタイルです。発酵中のワインを直接瓶詰めしたことで、口の中に酵母由来のクリーミー感が広がります。濁りが沈んでおりますが、そのまま静かにグラスに注げばクリーンな果実感が際立ち、濁りを混ぜて飲めば、より一層のクリーミーさを楽しむことができます。
●ワイナリー 【Green Songs / グリーンソングス】
日本人醸造家コウヘイ氏が作るエコロジカルなパーマカルチャーワイン『グリーンソングス』は、日本人栽培醸造家「コウヘイ」により2014年に設立されたワイナリー。2017年にアタマイビレッジワインズから現在のグリーンソングスにワイナリー名を変更しました。南島のネルソンにてパーマカルチャー・エコビレッジであるAtamai Eco Village(※)で、循環可能性が高く、体に優しくかつ香り豊かなワインづくりを志向して設立されました。アタマイビレッジでは葡萄栽培からワイン醸造まで全ての作業をコウヘイが手作業で手掛けていきます。
栽培醸造家の小山浩平氏は青森県出身。大学卒業後、東京、ロンドンでビジネスの世界を11年間経験。一方で元々母方が山形の酒蔵の家系ということに加え、英国在住時にワインの奥深さに魅了され、自然環境の中でワイン作りを行うべく2011年にニュージーランドへ渡る。南半球で最も古い農業学校で世界的な研究機関でもあるLincoln大学のブドウ栽培・ワイン醸造学科を日本人で初めて首席で卒業し、その後Bell Hill Vineyard (NZ)、Greystone/Muddy Water (NZ)、DuMOL (カリフォルニア)等にて、ブドウ栽培・ワイン醸造業務を経験しました。
※エコビレッジ「アタマイビレッジ」とは、2006年に設立されたパーマカルチャーエコビレッジ。Atamaiとは、マオリ語で「フェアネス」を意味します。地球環境に配慮した持続的な暮らしを共通の目的とし、果樹園や牧場、農場などを共同で運営。ビレッジ内での使用品はオーガニックのものに限定。ビレッジ内の電力は太陽光発電で全てまかない、飲料水は雨水を濾過するだけで飲めてしまいます。畑や果樹園は、有機栽培農法を取り入れて栽培管理され、ビレッジ内での使用品はオーガニックのものに限られます。建物も地元で調達した建材を使用し、太陽、土壌・森林からの水など身近な資源を暮らしのエネルギーに活用できる構造。
●備考
ブドウ品種:ピノノワール80%、ピノグリ20%
ヴィンテージ:2020
アルコール度数:12.0%
容量:750ml
備考:スクリューキャップ