●テイスティングノート
ダークプラムと熟したチェリーに、タイムやトーストしたナッツの香り。味わいは、ダークチェリー、クローブ、野生のハーブをフルーツとフレンチオークが支え、きめ細やかでなめらかなタンニンのスパイシーなニュアンスを引き立てます。
10haに8クローンが植えられている自社畑のピノノワールであり、パディ・ボースウィックの看板ワイン。収穫されたブドウは除梗され低温浸漬。人の手によって撹拌させながら野生酵母による自然醗酵。オーク樽(仏産、新樽比率30%)へ移し11カ月熟成。ごく軽いフィルタリングで瓶詰め。清澄剤は不使用。
●ワイナリー 【Paddy Borthwick / パディ・ボースウィック】
現オーナーワインメーカーであるパディが1996年ニュージーランド北島ワイララパの地に設立した家族経営のワイナリー(年産12,000箱)。ボースウィック家は5世代にわたり食と密接に関わってきた家系で元々イギリスでビジネスを展開していたが、パディの祖父の代でNZへ移住。以来、Wairarapaの地でアンガス牛と羊の農場を経営してきましたが、パディは当時そこまで注目されていなかったワイララパの「ワイン産地」としてのポテンシャルにいち早く気付き一念発起。
オーストラリアのローズワーシー大学で栽培・醸造を修め、3つの大陸・計 5ヶ国で醸造家として経験を積んだ後ワイララパに戻りブドウ畑を開墾、ついにパディ・ボースウィックを設立しました。以降、高品質なワインを世に送り出し続け、世界的に評価を高めています(生産量の 90%を輸出)。
●評価/受賞歴
94 points 5 stars Sam Kim
90 points Wine Rater
93 points Cameron Douglas MS
90 points Bob Campbell MW
●備考
ブドウ品種:ピノノワール100%
ヴィンテージ:2020
アルコール度数:13.8%
容量:750ml
備考:スクリューキャップ