●テイスティングノート
チャーミングなイチゴやスグリなどの赤い果実のニュアンスが広がる。生き生きした酸とやさしい甘み、リッチなテクスチャーのバランスが良い。理想的な提供温度は10〜12度。12時間果皮と低温で浸透して圧搾。グラヴィティシステムを使い傾斜の高い方から順に重力で移送します。低温発酵によりアロマ豊かな仕上がりに。複雑味とふくよかさを備えたロゼ。
●ワイナリー 【Blackenbrook / ブラッケンブルック】
ブラッケンブルックは、ニュージーランド南島の北端の町ネルソンから、非常にアロマティックなワインを生産するブティックワイナリー。葡萄栽培に適した温暖な海洋性気候と粘土質の土壌で、北向きのなだらかな斜面に20ヘクタールの葡萄畑を所有していて、DanielとUrsula夫妻がヴィンテージ毎の特徴を大切にした、手作業のワイン造りを行っています。サスティナブル(持続可能)な葡萄畑で大切に育てた果実を、グラヴィティシステム(醸造過程でのワインの移動をすべて自然の重力によって行う方法)を最大限に活用した構造のワイナリーで醸造。
ダニエルは、スイスで生まれ9歳からニュージーランドで育ちます。イギリスで医療科学と微生物学を勉強していたダニエルですが、90年代初めにCanterburyのLincoln大学で葡萄栽培とワイン醸造学を学ぶ為、ニュージーランドに戻ります。卒業後、オーストリアのリースリングの巨匠「Weingut Hirsch」、ドイツの「Weingut Engelhof」で学び、さらに、ゲヴュルツとピノノワールに定評のあるスイス人ワインメーカー「Georg Fromm」の元で研鑽を積む。彼がワイン醸造哲学を学ぶ中で、最も大きな影響を受けたのはアルザスの誰もが認める素晴らしい生産者Olivier Humbrechtです。オリビエはフランス人で最初にマスターオブワインを取得した人物で、「Domaine Zind-Humbrecht」の40代目でもあり、バイオダイナミックの先駆者。オリビエは隠すことなく膨大な知識と経験をダニエルへ伝授。
その後、2年間かけて探したNZの土地でブラッケンブルックを設立し、2004年に念願のファーストリリースを迎える。
●受賞履歴
2015vtg 4 Stars Michael Cooper
●備考
ブドウ品種:ピノノワール100%
ヴィンテージ:2022
アルコール度数:14.0%
容量:750ml
備考:スクリューキャップ
(※仕入れの状況により、予告なくエチケットデザインの変更があること、最新ヴィンテージのお届けになる場合がございますこと予めご了承ください。)