NZワインを代表するブティックファミリー・ワイナリー
ペガサスベイは神経医学者/ワインライター/ワイン審査員の3つの顔を持つアイヴァン・ドナルドソンが、妻クリスティーンと南島ワイパラに興したワイナリー。
アイヴァンは1985年にワイパラヴァレーの農地を購入し、翌年20ヘクタールの地に自根のブドウ樹を植え、1991年にワインを初リリースしました。
92年からはオーストラリア、ローズウォーシー大学で醸造・栽培を学んだ長男のマシューが父に代わってチーフワインメーカーに就き、同じく息子のエドワード(次男)とマイケル(三男)、ポール(四男)もビジネスに加わり、家族全員でワイナリーを経営しています。
またワイナリーに併設されたレストランは「Cuisine Magagine」で過去5年連続、NZ国内最高のワイナリー・レストランに輝いています。
ペガサスベイは過去20年のリリースにおいて、ニュージーランドを代表するリースリングとピノノワールの優良ワイナリーとして名声を築き上げ、マイケル・クーパー「2013 ニュージーランド・ワイン・アトラス」では、カンタベリーのトップワイナリーとして紹介されています。
”テラス”で栽培されたブドウの評判はすぐさま広まり、マーティンボローは一躍、ニュージーランドを代表するピノノワールのプレミアム産地として認知されました。
条件に恵まれた産地
ニュージーランド南島カンタベリー地方のワイパラヴァレーは、東部テヴィオットデール丘陵が太平洋からの冷たい風を防ぎ、一方では、西部は南島の中心を走るサザンアルプス山脈(Main Divide)が北西から暖かい風を谷間に吹き込みます。
昼夜の寒暖差が大きく、また秋は乾燥していることから、ブドウの成熟期間が非常に長いため、ワイパラヴァレーでは適度な酸味を保ちながらも風味が凝縮し、最高の熟度に達するブドウが収穫できます。
ペガサスベイの畑の土壌は、氷河期に形成された石灰石と砂礫から構成されています。日中の表土温度を高く保つ一方、水はけがよい痩せた土地であるためブドウの樹勢は自然に抑えられ、その結果、低収量でよく熟した風味豊かなブドウが実ります。
サステイナブル栽培と緻密な畑作業
ペガサスベイは、ニュージーランド・ワイングローワーズが提唱する「サステイナブル・ヴィティカルチャー・プログラム」のメンバーで、ブドウの樹の害虫や病気には、防虫剤や除草剤を使用せずに自然環境に適用したアプローチで栽培を行っています。ペガサスベイでは畑作業に多くにスタッフを雇い、除梢、摘房、除葉、選果など手作業での緻密な仕事に投資し、クオリティの高いブドウ栽培管理を徹底しています。
「セカンドラベル ー Main Divide」
主な評価・受賞等
「Cuisine Magagine」過去5年連続NZ国内最高のワイナリー/レストラン
Michael Cooper「2013 ニュージーランド・ワイン・アトラス」カンタベリートップワイナリー
Top 10 Winery Viva’s New Zealand Wine Awards 2023