「エイベル・クローン」のぶどう
1970年代、ニュージーランドの税関職員でオークランド近郊自園でブドウ栽培をしていたマルコム・エイベル氏が、あるニュージーランドの旅行者がロマネコンティの畑に忍び込み違法に持ち帰ったブドウの穂木を入国時に没収し、検疫所で検査した後、それを自園の畑に植えたものがエイベル・クローンの始まり。
エイベル氏の知人だったクライヴ・ペイトンは、彼の畑に植えられていたその樹を譲り受けて自分たちの畑に植え足し、それらの樹からピノノワールを造りはじめました。
現在、アタランギ ピノノワールの区画の多くは、 このエイベル・クローンが中核となっています。
主な受賞等
・1995年、1996年、2001年The International Wine&Spirit Competition(IWSC)インターナショナルワイン&スピリットコンペティション:アタランギ ピノノワール「最優秀ピノノワールトロフィー」
・ウェリントンで開催されたInternational Pinot Noirインターナショナルピノノワール2010「TipurangaTeiteio Aotearoa 」賞受賞(アタランギピノノワールが質・評価・知名度においてニュージーランド国内のピノノワールの発展・成長に長年にわたって大きく貢献してきたことを表彰するもの。NZピノノワールにおける「グランクリュ」、「もっとも偉大な成長」と称えられた)
・醸造家ヘレン・マスターズがGourmet Traveller Wine Magazine(豪州の有名ワイン誌)「2019 New Zealand Winemaker of the Year(ニュージーランドワインメーカーオブザイヤー)」に選出
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醸造家ヘレン・マスターズからのビデオレター(YouTube)