Seifried誕生
1973年にオーストリア人の夫ヘルマン・サイフリードとニュージーランド人の妻アグネスがNelson近くのMoutere Valleyに初めてブドウを植えたことが始まり。美しいワインを造ることに焦点を当て、情熱を注ぐ家族経営のワイナリーです。
現在ワイナリー周辺に9ヶ所、約300ヘクタールの畑を所有、年間約40万ケースのワインを生産し、家族経営としてはNZ最大級のワイナリー。ブドウは95%自家栽培のものでまかなっており、環境に優しいブドウ造りとワイン造りを早くから実践しています。日照時間が長く、2つの山に囲まれた穏やかな気候のため、果実味豊かなブドウがもたらされ、海からも3kmほどの場所にあるためミネラル感があり、ピュアな味わいのワインが造られます。
325haの広大なVineyard
サイフリードの各ブドウ園は美しいネルソン地域に位置し、重粘土ローム(Redwood Valley Vineyard)、砂質のシルト質の海岸沿いの場所(Rabbit Island, Challies Block, Cornfield Vineyard and Queen Victoria Vineyard)、岩だらけの川底(Brightwater, Edens Road, Clover Road, Lord Rutherford and Red Shed Vineyards)の3つの主要な土壌タイプに広がっています。それぞれ特定の場所の特徴、土壌、微気候を最大限に活用するために各ブドウ畑の場所を選択し、ブドウの木をフィロキセラ耐性台木に接ぎ木し、品種とクローンを選択しています。エリアによって育てわけることにより、品種ごとに異なる個性や表現を生み出し、ブレンドに新たな可能性をもたらしています。
Seifriedのサステナブルな取組み
サイフリードは、「Sustainable Winegrowing New Zealand」のメンバーであることを誇りにしており、1990年代半ばにワイナリーとブドウ園の監査プログラムがNZワイン業界で初めて確立されたときにこのプログラムを早期に採用しています。また、約30項目のサステナブルな取組みをWEBサイト上で惜しみなく公開しています。