産地:Marlborough マールボロ/Central Otago セントラルオタゴ
設立:2007年
オーナー:Rob Cameron、Tim Lightbourne
醸造家:Rob Cameron
ニュージーランドワイン新世代の旗手が生み出す ピュアでエッジィな味わい
『インヴィーヴォ』 はニュージーランドからワールドクラスのワインを生産するプレミアムワイナリーです。インヴィーヴォ(ラテン語)は英語で「In life」を意味します。
インヴィーヴォの理想は、革新的かつ現代的な取り組みで、「人生の喜びを分かち合うワイン」を世界に届けること。2009年、2010年にはロンドンで行われた「国際ワイン品評会」にて「ニュージーランドワイン プロデューサー オブ ザイヤー」に2年連続で輝きました。2011年には424本のマールボロ産ワインで行われた「The Marlborough Wine Show」にて、最優秀ソーヴィニヨンブランと最優秀ワインの2冠を獲得。
アジア最大級のワイン品評会「香港 IWSC」においても、世界中から集まった6500本のワインの中から、ソーヴィニヨンブラン部門で最優秀ワインを受賞。 インヴィーヴォはクリエイティブなマーケティングが評価され、ニュージーランドワイン産業において、もっとも大きなイノベー ションを起こしたワイナリーとしてトロフィーも獲得しました。
醸造家のロブは、1998年にクライストチャーチのリンカーン大学にて栽培と醸造を学びます。
その後、ニュージーランドのヴィラマリアで2年間修行を積み、2002年から6年間でヨーロッパを中心にワインコンサルタントとして働きます。世界各地での豊富な経験を活かしロブは、帰国後インヴィーヴォを立ち上げ、 ニュージーランド最高のワイナリーを目指しワイン造りに没頭しています。
冷涼な「アワテレ」と乾燥した「ダッシュウッド」
マールボロ地区の中でも近年注目を集める冷涼なエリア「アワテレ」。
従来のワイラウに比べると、より冷涼で降雨量も少なくドライです。その為、パッションフルーツ感は控えめで、グースベリーやミネラル感を強く感じるスタイルに。山々に木はなく非常に乾燥した気候で、カビなどによる病害が非常に起こりにくくなっています。
この 2 つがブレンドされることにより、絶妙な複 雑味が加わります。一歩進んだマールボロテイストの極みです。
歴史あるワイナリーを継承し進化するインヴィーヴォ
このワイナリーは、1902年にニュージーランド初の葡萄栽培研究機関としてニュージーランド政府により設計・建設されたもの。当時の業界のパイオニアであり、先進的な発想で時代の先駆けとなった葡萄栽培家のロメオ・ブラガートによって運営がスタートしました。
そして今、ロブがワイナリー設備を引き継ぎ、インヴィーヴォの創造性と生産能力が飛躍的に大きなものとなりました。醸造用の新しいタンクやボトリングラインを新設し、最大で1日に12,000本のワインをボトリングする事が可能になりました。