2021年Master of Wineになったソフィー・パーカー・トムソンMWとIWCでWine Maker of the Yearの受賞歴があるマット・トムソン夫妻によるワイナリー。伝統にとらわれることなく、一体化させたアートとサイエンスを表現するため「白紙」の状態を意味するワイナリー名。マールボロ、ホークスベイ、セントラルオタゴの各産地でその土地に献身的に尽くしている長期栽培農家とのパートナーシップにより、100%単一畑のワイン造りを行っています。少量生産なことから、そのワインが造られた場所や時間をそのまま表現している。二人のパートナーシップのもと妥協せずに選び抜いた畑で栽培される最高のブドウと、マットの20年以上にも渡る幅広い経験と知識が集大成となってこのブランクキャンバスで表現されています。
(妻)ソフィー・パーカー・トムソン MW
ニュージーランドのワイン産地、ギズボーンとセントラルオタゴで育ったソフィー。法律の学位を取得し、弁護士資格を取得する一 方で、ワイン業界への関心が高まり2011年の収穫期にマールボロに移住。ワイン資格の最高峰Master of Wineに2021年2月合格。ニュージーランドでは15番目、ニュージーランドの南島においては最初のMWとなります。科学の修士号とワインの修士号を持ち、マールボロ、ホークスベイ、セントラルオタゴというニュージーランドの3つのワイン産地から美味しい少量生産のファインワインをマールボロのワイナリーから造り出しています。
(夫)マット・トムソン MSc
オタゴ大学で生物化学の修士号を取得したのち、1992年からマールボロでワイン造りに従事。1997年にはワインコンサルタント会社を創設し、セントクレア、マットハウス等のコンサルタントを務めています。2000年には共同オーナーとしてデルタヴィンヤードを創業。現地ではマールボロのワイン業界を牽引した人物と言われています。2008年Inrernational Wine Challengeにてワインメーカー・オブザイヤーを受賞。MWのデイヴィット・クリーヴが設立したイタリアのワイナリー「リバティワインズ」のコンサルタントも行っており、少なくとも年に4回は渡欧しているため北半球での醸造経験も豊か。