英国の著名評論家ジャンシス・ロビンソンによると、ポール・プジョルはいずれ世界のワイン界をリードするだろうという逸材ワインメーカー5人の内の1人と評価されています。MarlboroughのSeresin Estateで醸造家としてのキャリアをスタートさせた後、ラングドック、サンセール（Henri Bourgeois）、アルザス（Maison Kuentz-Bas）と渡り経験を磨きました。Maison Kuentz-Basでは醸造長を務めており、1795年創業以来、同族以外で醸造長を務めたのはなんとポールが初めて！その後、オレゴンのオーガニックワインの造り手Lemelson Vineyardsで2年務め、造ったワイン12本中8本がワインスペクテイターで90点以上を獲得。 2005年よりプロフェッツロックで醸造長を務める傍ら、2006年にはオレゴンを代表する生産者Rex Hillに醸造コンサルタントとして招かれピノノワールとピノグリの特別キュヴェを手がけた。また、ブルゴーニュのDomaine Comte Georges de Vogueでは2009年ヴィンテージを手がけ、醸造長のフランソワ・ミエとこれをきっかけに親交を深めています。

2015年より、ブルゴーニュのシャンボルミュジニーを代表するDomaine Comte Georges de Vogüéの醸造責任者フランソワ・ミエ氏と共同でワイン造りを行っています。この特別なコラボワインは、「地球の反対側にある2つの地点」という意味の「Antipodes」という名でリリースされた。フランソワ・ミエ氏がブルゴーニュ以外の場所でワインを造ることが初めてということもあり、世界的な注目の的となっています。